おはようございます。和泉市の森防水工業(株)の森です。この度はいつもお世話になっております清掃・廃棄物処理の会社様
のビルの屋上防水とタイル面の補修工事をさせて頂きました。
屋上の工事前です。加硫ゴムシートという一昔前に多かった防水で浮きやはがれを非常におこしやすいシートなので
立ていの場合ははがして改修します。今回もこれをすべて撤去したうえで修繕しました。
シート下に断熱材が入っていたので(白く見えるもの)ともに撤去し、元々のコンクリートの素地を出します。
撤去清掃後、下地処理を下地処理材(カチオンフィラー)にて行います。上から塗布する防水の密着性向上の為です。
下地処理材乾燥後、防水材専用プライマー(接着剤)をむらなく塗布していきます。
土間部分に通気緩衝するシートを貼りつけていきます。その名の通り通気効果と緩衝効果を併せ持つ工法となります。
施工後のふくれ、破断などがほとんどでてきません。
元々の鉄製ドレンも上から鉛製(錆びない)ドレンで改修し(左)、シート下の水分を外部へ放出させるための脱気筒(右)も取り付けます。
立上部分はメッシュクロスをウレタン防水材で貼っていきます。
後はひたすらウレタン防水材を塗布していきます!厚みでいうと3mmつけていきます。
田島ルーフィングのオルタックというシリーズのウレタン防水材なのですが、水色ですごくきれいです☆彡
きれいだけでなく、強靭なゴム質で風雨・直射などから建物を守ります。
ウレタン防水材を塗り重ね終えたら、乾燥を待って仕上げ材(トップコート)を入念に塗布していきます。
トップコート塗布後です。乾燥を待って、配管の架台なども下し、完成です。これでこの場所からの漏水はなくなります。
合わせてメーカーと元請業者と施工業者の3社で10年保証付の工法ですので、施主様にも安心して頂けますし5年後に行う点検も無料で行います。
200㎡ほどで実働7日間の工事でした。
和泉市府中町 某テナントビル屋上防水と補修工事
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